最近、福島の甲状腺がん検査で1巡目では検出されなかった子供4名から、甲状腺がんが確認されたとの報道がありました。
http://www.minyu-net.com/news/news/1226/news8.html
大熊、福島、伊達、田村は放射線量が高かった地域であり、予想被爆線量が最大2.1ミリシーベルトであると問題にも感じますが、逆に最小値はどうだったのか、もう少し客観的なデータも欲しいです(県民健康調査検討委員会からの報告書は見つけられませんでした)。
他の記事を調べると、福島で見られる甲状腺がんの遺伝子変異はチェルノブイリと異なり、国内で見られる遺伝子変異と変わらないとの記事もありました。
http://www.minpo.jp/news/detail/2014111519239
DNA配列レベルですから、かなり精度が高い結果だと思います。
いずれにせよ、結論は慎重に出すべきでしょう。
福島第一原発事故から既に5年が経ちました。震災の被害と併せ、未だ避難されている方々に心より、お見舞い申し上げます。ここでは当時行った個人的な除染体験と、今に至る測定結果をまとめています。幸いにして農作物も放射線量を含まず、皆元気に過ごしています。
2014年12月26日金曜日
2014年12月7日日曜日
35盲点
久しぶりの投稿になります。先日親が市に測定をお願いしてもらったところ、離れの雨どいが高線量だったとの報告を受け、実際に測定してみました。
殆ど立ち入らない場所だったので何もしていなかったのですが、確かに今でも1mSv/hあるようです(1/1000でμSV/h換算して下さい)。
殆ど立ち入らない場所だったので何もしていなかったのですが、確かに今でも1mSv/hあるようです(1/1000でμSV/h換算して下さい)。
除染をお願いしているそうです。ちなみに直ぐ近くの木材は、特に高い線量ではありませんでした(約0.2μSV/h)。
雨どいの流れた先も測定しましたが、約0.3μSV/hで特に高いとは言えません(この機械では大体これくらいの線量が出ます)。やはり雨どいの下は溜まりやすいようです。恐らく限定的で、周辺の土を回収すれば終わるでしょう。
いつもの雨どいも約0.4μSV/hでした。緩やかに低下しています。
コンクリート部分(約0.3μSV/h)も、ベランダ(約0.23μSV/h)も、畳(約0.26μSV/h)も特に線量は上がっていません。
ただ今回のように何もしなかった場所はまだ高線量の可能性がある訳で、注意が必要です。
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