2014年8月22日金曜日

33木戸駅

 先日の帰省時に、いわきから木戸駅まで行ってみました。今まで北の終着駅だった広野駅から今年6/1から竜田駅まで2駅分開通したので、木戸城の模型にようやく会えます。
やっとここまで来ましたが、この次の駅は津波の被害が酷い富岡駅、更に線量が高い夜ノ森駅、大野駅、双葉駅、浪江駅、桃内駅、小高駅、磐城太田駅がまだ復旧していません。ここは放射線量に加え地震と津波の被害からの復旧も必要ですから、悲しいですが未だ先と思います。
 いつもここで止まっていた広野駅も、今日は素通りです。ちなみに以前まで仮設ホームで一車線分しか使っていなかったですが、今は以前からある両方のホームが使用されています。あと今回は携帯からの画像になります。
 木戸駅は、現在無人駅のようです。自分以外は誰も降りませんでした。ただ乗客はいたので、終着駅の竜田駅まで行く人はそれなりにいました。

 町はとても静かで、雨のせいか人の歩く姿は見かけませんでした。ただどの家も整理されているので、人の手は入っているようです。
 十数分で帰りの電車が来るので(逃すと2時間後)少し散歩したら戻り、上りホームにあった木戸城の模型と対面しました。子供の時はすごいと思ったのですが、今回の震災のせいかやはり色々と壊れています。ちなみに説明文もなく、ネットで調べてもこのような豪華なお城がこの辺にあったという資料は見つかりませんでした。何故ここに作られたのか、興味はつきません。

線量も測ったのですが、自分の実家の一年目ぐらいの線量のようです。段々戻る人も増えていくのでしょう。
帰りの電車です。予想より乗客は多かったです。少しでも乗客数が増えて、復旧にはずみがついて欲しいものです。

2014年8月18日月曜日

32お盆

今年は新盆が多い年でした。とは言ってもみな80-90代で、大往生と言って良いお齢です。ツバメの親子も元気に飛び回り、特におかしい事はありません。

久々の帰省で、いつもの場所を測定してみました。まずは雨どい。いつも通り三分間の積算値で、約0.4μSV/hです。前日雨が降っていましたが、特に変わらないようです。
次に、別の雨どいも測定しました。ここもあまり変わりません。自然減衰なのか、セシウムが土に浸み込んだのかは分かりません。
コンクリートも0.3μSV/hなので、以前と特に変わりません。
畳も測定しましたが、約0.23μSV/hなので、以前より少し減ったかもしれません。少なくとも上昇はしていないようです。
二階外のベランダも0.24μSV/hで、特に変わらずです。
雨が多く、この天候だと今年は凶作かも知れないとの父の意見でした。


2014年5月18日日曜日

31田植え

 昨日は田植えの手伝いに行きました。といっても洗い物仕事の簡単なもので、大したことはしていませんが。

良い天気でしたが、風がすごく強くて、途中道具が飛ばされたりしました。


来たついでにいつもの雨どいとコンクリートを測定しました。最近は洗浄していないから、特に変わってもいないようです。雨どいは約0.45μSV/h、コンクリートは約0.35μSV/hでした。


2014年3月31日月曜日

30 甲状腺検査

先日、環境庁からこのような資料が出ました。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16520

それによれば青森、山梨、長崎での甲状腺検査結果と、福島での検査結果はさほど違わないようです。
福島でだけ精度の高い検査を行った結果、甲状腺がんと診断された子供達が今までの統計と比較して多数存在したのですが、同じレベルの検査を他県に対しても行ったところ、変わらない結果だったようです。
今までこの点は不安だったのですが、今回の調査結果は多少安堵します。あと2年ほど経っても劇的に増えないのであれば、親も子供達も安心出来るでしょう。


2014年3月23日日曜日

29 3年目の富岡

 早いもので、あの東日本大震災と原発事故から、3年が経ちました。当時の自分は東京にいて、今日と同じ3月23日に実家へ戻りました。
 人影の全くない駅前大通り、ガソリンスタンド前に出来た長い車の行列、地震で歪んだ道路、2種類の丼物しかないコンビニ、いつ動くのか予測出来ないくらいに静かな駅、、
実家も半壊で後片付けが大変でした。
 ただ自分よりも遥かに辛い目に会われた人達は沢山居る訳で、改めてご冥福とお見舞いを申し上げます。

 3連休で時間もあり、おじの実家のあった富岡に行ってきました。
 以前から放置された車もそのままです。
前は設置されていなかった放射線測定装置がありました。0.3μSV/hで、自分のガイガーカウンターも同じぐらいでした。
神社もそのままです。
綺麗な空です!でも、以前から何も変わっていません。このあたりにおじの実家があり子供の頃一度遊びに行ったのですが、今では具体的に何処だったのか、分からないです。海からとても近くで河口で遊んだ記憶はあるのですが。

帰りに、ショッピングセンターがある駐車場まで寄りました。中をのぞくと、カーネルサンダースおじさんが背を向けて置かれていました。また前を向いて活躍して欲しいです。


2013年12月30日月曜日

28 年末の木戸川

 時間もあったので、車の運転も兼ね楢葉町と広野町を訪れました。
 以前も来た木戸川です。空間線量は以前(2012年9月頃)測定した頃と比べ、約半分の0.28μSV/hでした(いつも通り、写真は3分間測定の値です)。あくまでこの機械での測定値ですが、順調に減衰しているようです。



橋の上も前回測定したより遥かに低く、0.9μSV/hでした。町はまだ恒常的な宿泊が出来ないようですが、人が住んでいる様子の家も多く見られ、少しずつ前進しているように感じました。
帰り、広野町にも立ち寄りました。年末の日曜だったので店は殆ど閉まっていましたが、ここも以前より人が多くなったように感じます。途中楢葉町役場辺りから6号線沿いに帰って来た時、常磐線の整備がされている様子も見受けました。広野駅から北に伸びるのも、もう少しのようです。


2013年12月3日火曜日

27 畑仕事

 先週末は事情があって実家に帰省しました。昼間は親の手伝いで慣れない畑仕事をしたせいか、翌日は筋肉痛でした。夜、外に出たとき流れ星を見られたのは良かったです。

 時間もあったので、以前からの場所を測定しました。三分間のカウントだから約千分の一がμSV/hに換算されます。
いつもの雨どい。0.5μSV/h以下で安定しています。


近くの雨どいです。こちらはコンクリート部分がないので少し土を削ったぐらいしかしてないです。これも同レベル(0.42μSV/h)ですが、浸み込んだのかもしれません。

もう一つ、これも砂利を被せただけで対処した雨どいです。少し高い(0.55μSV/h)ですが、これぐらいなのかもしれません。

ベランダは風のせいか、もう低いまま(0.22μSV/h)です。特に除染の必要はないのでしょう。

 問題は畳の方でした。前に何度も掃除したにも関わらず、あまり減らないです(0.36μSV/h)。。あまり使わない部屋なのでまた塵が積もっている感じもあるため、まめな掃除が必要なのかもしれません。



2013年11月17日日曜日

26 甲状腺がん

先日、当時18歳以下であった福島の子供達の甲状腺検査で、甲状腺がんと診断された子供が8人増えて計26人、疑いは33人と発表されました。検査対象は約22万人だそうです。

http://www.minyu-net.com/news/news/1113/news12.html

ただ現時点では予想された被曝量と甲状腺癌の発症に相関関係がないという話もあり、原発事故の影響であるかどうかは、自分には判断出来ません。福島の病院でも、特に何かの症状が増えたとはないようです。


ですがネットで調べた限り、癌にかかった子供達は外科手術を受け、長期に渡り甲状腺ホルモンを服用する必要があるようです。統計や被曝とは関係なく現実にそのような子供達がいる訳で、彼(彼女)達のこれからの人生が、幸多きものであることを祈ります。

2013年8月23日金曜日

25 2年半の経過

もう直ぐあの地震•津波と原発事故から、二年半が経とうとしています。早いものです。福島の被災地を見る機会は多いですが、やはりまだまだです。

あの当時測定した場所をもう一度測ってみました。最初に測定したのが7月頃だから、厳密には2年間の変化です。
まずはいつもの雨どい。この機械で3分間計測し、係数をかけることで約1/1000がμSV/hとなります。ここでは約0.48μSV/hになります。

最初、同じように高い値を示した雨どいも測定しました。昔は少し削った後に砂利を加えて遮断したのですが、見ての通り今は砂利もなくなっています。
測定してみたら、約0.53μSV/hでした。1.9μSV/hだったのを削って0.8μSV/hに下げたあとは実質何もしなくてこの値です。

 次に良く測るコンクリート。0.24μSV/hならば、それなりに減ったと思います。
昔0.5μSV/hぐらいはあった庭の赤土です。何もしなかった場所ですが、0.35μSV/hでした。土の性質上、下の方に浸みてどんどん落ちた結果なのかもしれません。
瓦もほったらかしになっていたので、測定しました。0.39μSV/hですから、以前よりは低下しています。ただ同じ瓦か厳密には分からないので、参考程度の値です。
次は家の中。畳を測定しました。もう少し何回も掃除機かければもっと減ったのかもしれませんが、今の所は0.3μSV/hのままです。
ベランダも測定した所、一時期よりは明らかに低下していました。0.2μSV/hなら十分大丈夫でしょう。
今年もツバメは元気に子を産み、飛び回っていました。チェルノブイリでは奇形のツバメが良く現れたとの報告を読んだ記憶がありますが、少なくとも福島第一40km圏内のこの場所では、何の影響も無さそうです。周りの方々も元気に暮らしており、今は静かな田舎に戻りつつあります。


2013年7月24日水曜日

24 相馬地区

 先日、伝手を頼り、相馬市を訪問しました。恥ずかしながらこの地域は常磐線や国道6号線で仙台に行く際に通過していただけで、降りて街並を拝見するのは初めてでした。相馬藩の気風のせいか、自分の住む地区と比べ仮設住宅や港の倉庫が武家屋敷風でした。

 現在は南相馬市や浪江町まで下り、原発から5km程の距離まで通行が可能です。警戒区域近くのコンクリートを試しに測定したところ、約1μSv/hでした(いつもの3分間測定で、約1/1000がμSv/hに換算されます)。実家の方とあまり変わらないのは、海岸沿いのため放射性物質が降り積もっていないからかもしれません。6号線沿いの店も、段々と復活しているようです。

試しに除染洗剤で効果を調べましたが、実家でと同じ程度の効果はありました(ただ、今回完全に乾かしていないので、実際の低下の度合いは低いかもしれません)。

翌日、山間地区に向かいました。とある集会所近くの側溝です。やはり高いです。7.8μSv/hあります。


 ここでも試しに除染用洗剤を使用しました。2.8μSv/hの低下で、5μSv/hになりました。やはり効果ありそうです。
使用した雑巾の放射線量を測定したところ、それなりに放射性物質が移りました(約0.8μSv/h)。
保管法ですが、厚いアクリルの容器にこの雑巾をいれました。これは放射性物質を扱う実験などで使用する容器で高価ですが(1万8000円ぐらい)、これを使えば写真にあるように放射能は遮断されます。写真が下手ですいませんが、ガイガーカウンターの下に雑巾を入れたアクリル容器がありまして、その放射線量を測定している図です。これでは外に出る放射線が0.3μSv/hまで低下しています。
ただ最近ではアスファルトを軽く剥がし回収する事で放射線量を低減させているらしく、こういった洗剤を用いた方法は、広い場所を除染するには不適でしょう。雨どいみたいな特別に線量が高い箇所を見つけた際に、適した方法かと思います。
帰り、相馬から亘理駅まで電車が通っていないのでバスを利用し、亘理駅から仙台まで常磐線で帰りました。遠くからお城が見えたのでなんだろうと思いましたが、図書館みたいらしいです。少し羨ましかったです。